2019年12月20日 建築巡り 建築・展覧会巡り3 東京国立近代美術館
めっきり寒くなってきましたね。
もうすぐ年末です。
さて、今回は東京国立近代美術館を見て参りました。
窓展 窓をめぐるアートと建築の旅
東京国立近代美術館は東京メトロ東西線の竹橋駅付近にあります。
お濠を渡ったところにあるので、東京らしい雰囲気の場所に立地しています。
今回のテーマは窓ということで、その内と外の関係性を意識したものもありました。
外部に展示していた藤本壮介の『窓に住む家/窓のない家』もそのひとつです。
もはや窓というより「孔」だなと感じましたが、窓というところから派生して展示されていることに対してこの展覧会で扱おうとしているテーマの広さをぼんやり感じながら美術館内へと入っていきました。
入口のサインがおしゃれ。
展示は一部を除いて撮影OKでした。
最近の美術館は撮影OKなところが多くなってきた気がします。
あるいは自分が巡るようになって気にするようになっただけかもしれませんが。
とにかく自分にとっては嬉しい限りです。
こうやって誰かとその楽しさを共有できるのですから。
順番に見ていくと具体的な「窓」そのものを扱った作品から、抽象的に「窓」に関する一部分を捉えて扱っている作品(例えば形やガラス、あるいは見ると見られるの関係性)とを交互に往復していくような展示内容でした。
「窓って何だっけ」とゲシュタルト崩壊しそうになりました。
そうした中で改めて自分の内にある「窓」という概念を見直す、そんなコンセプトの展覧会だと感じました。
美術館について
窓展とともに同じチケットでコレクション展にも入れました。
作品数が多く、こちらもオススメ。
歩いているとなにやら気になる部屋名が。
「眺めのよい部屋」と書いてあるので、気になって行ってみると…。
あまり上手く写真には写りませんでしたが、非常に眺望の良い休憩室でした。
美術館のホームページには「周辺には皇居、北の丸公園、千鳥ヶ淵など、日本文化や自然豊かな環境が広がっており、いずれも国内有数の桜の名所であることから、特に春は地域一帯が華やかに賑わいます。東京駅から徒歩でもお越しいただけ、一年を通して美術館と併せた散策が楽しめます。」とありました。
また季節を変えて足を運んでみたいです。
窓展の会期は来年の2月2日(日)までです。
東京国立近代美術館ホームページ
来年に向けて
今年行ったのに記事にする時間がなかった場所がたくさんあります。
物凄く心残りですが、来年の記事に回して少しずつ消化していく所存であります。
来年も弊社をよろしくお願いいたします。
※写真はすべて筆者撮影
※設計者などの人名は敬称略
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