2017年05月08日 設計事務所 【助成金】住宅に関わるおすすめ助成金NO.4
住宅に関わりのある助成金がたくさんありますので、その中でも特におすすめの助成金をご紹介します。
助成金は上手に使えば、営業の道具になりますし、クライアントの信頼を得ることに結びつきます。詳しくお伝えしますので参考にしていただければと思います。
今回は、若者の中古住宅購入時のエコリフォームに対する助成金をご紹介します。
1) 住宅ストック循環支援事業(良質な既存住宅の購入に対する補助金)
40歳未満の若者が中古住宅を購入して、良質な住宅へのエコリフォームをした場合に国の支援が受けられる制度です。
(1) 補助額
住宅の現況調査費用に5万円/戸 と、リフォームの工事内容に応じて定める額です。補助限度額は、50万円/戸(現況調査費用+エコリフォーム合計額)ですが、耐震改修を行う場合は65万円/戸 助成されます。
(2) 主な用件
主な用件は3つあります。一つ目は、平成28年10月11日の時点で40歳未満の者がマイホームとして中古住宅を購入することです。二つ目は、住宅の現況調査を行うことです。最後に三つ目は、既存住宅売買瑕疵保険に加入することです。
この保険は、万が一売買された中古住宅に欠陥が見つかった場合でも、修理費用等の保険金が事業者に支払われます。原則として不動産業者や検査事業者が加入する保険で、購入する個人が加入する保険ではありません。
(3) スケジュール
売買契約期間は、平成28年10月11日〜遅くとも平成29年6月30日で、住宅の引渡しは、遅くとも平成29年12月31日となっています。なお、第二回目の補助金交付申請受付期間は、平成29年5月1日〜平成29年度6月30日の予定です。
(4) エコリフォームの内容
主に4つあります。一つ目は、開口部の断熱改修です。二つ目は、壁・屋根・天井又は床の断熱改修です。三つ目は、設備エコ改修ですが、エコ住宅設備(太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯器、節湯水栓等)のうち3種類以上を設置する工事です。四つ目は、今まで三つのいずれかと併せて実施する改修工事費等となっています。
その講習工事の内容は、バリアフリー改修(手すり設置、段差解消、廊下幅等の拡張)、エコ住宅設備の設置(1種類又は2種類)、木造住宅の劣化対策工事(土間コンクリートの打設等)、耐震改修、リフォーム瑕疵保険への加入となっています。
若者向けの手厚い助成金となっており利用しやすいのですが、期限が迫っておりますのでお早めにご活用ください。